先日、eBayのオークションで落札した女性の脚のパイプ。
その後、EMSの追跡でも番号が出ないので、
送料より安い42ドルのパイプだからダメかと諦めていたら
昨日、USPSで配達された。
殺風景な山小屋にムーランルージュの華やかさ、と言いたいが、
場違いなお色気が漂うのも悪くは無い。
他人が使い古したアンティークに興味は無いのだが、
このパイプ、新品だと言うのが謎だと調べて見た。
意外に希少なアンティーク・パイプであることが解った。
ヨーロッパのパイプ博物館には必ず展示されていて
歴史的な資料価値は高いと言う。
1920年の頃、
フランスからアメリカに輸出されていたパイプで、
サンクロードにあるパイプメーカーの倉庫に眠っていた。
エボナイトのモールドはハンブルグで作られたモノで、
すでに廃棄されて現在は入手不可能だと言う。
いずれにしても、こんなパイプで喫煙をしても旨くは無い。
だから、新品で残っていたのだ。
1929年のブラック・マンデイ以前の好景気に沸いた
アメリカでジョークとして売られていたのだろう。
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