2013/11/14

オモチャでしか手に入らなかった情けない人生。


AUTOart 1/18 1951 Jaguar C-type



ヴェトロモンターニャで開かれる恒例のオークション。
この売上金は交通遺児に寄贈される。
だから毎年、寄付だと思って何かを落札する様にしている。

昨年は、希少なMR Collection Model (75/100)の
黄色いフェラーリ860 Monzaを手に入れた。
そして、今年はAuto ArtのジャガーC-typeを落札した。
ジャガーCタイプ、生産台数は僅か54台。
1951/1953年のル・マン24時間を制覇。
ずっと私が購入を夢見たクルマだ。
でも、結局1/18のオモチャでしか手に入れられなかった。
なんて情けない人生だったのだろう・・・



4 comments:

ろしなんて said...

夢は叶うと終わります。

keiji様とはまったく次元が違いますが、今では、叶わない夢とともに生きていく事を味わっています。

「情けない人生・・」表現としては受け止めたいと思いますが、あまりにも悲し過ぎます。






pepekeiji said...

ろしなんて様

これは若い人達への啓蒙のつもりで書きました。
情報過多の現代、受売りの知識や虚栄心だけで
クラシックカーマニアを気取る人達に
少々ウンザリしているからです。

確かに夢見たクルマは手に入れられませんでした。
しかし、そのクルマへの憧れと努力は
すべてのクルマが持つ生き物の様な暖かい鼓動を
私に教えて呉れました。

今、決して「情けない人生」とは思っていません。
無機質なクルマには暖かい血が通っていることを
悟る事が出来たのですから・・・

ろしなんて said...

浅識で恥じ入ります。

しかし、安心し、ほっとしました。

海原を行く先達なのですから。

pepekeiji said...

表現がマズかったですね。

若い人達に、世間体や社会の価値観に迎合せず、
大きな夢に立ち向って欲しいと願っての
老人の自嘲的言葉でした。

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