Empire Works Stoke-on-Trent.22
オークションで落札したエンパイア・ワークス製の
煙草ジャーがイギリスから届いた。
茶道具の水指(水差し)などに多い造形だと思っていたが、
まさしく1920年代に造られた
アール・デコ様式のデザインであった。
上部直径112mm 中央部直径 97mm 下部直径118mm。
アール・デコ様式のデザインであった。
上部直径112mm 中央部直径 97mm 下部直径118mm。
底部径を大きくし中央部を細めた曲線のサイドラインと
全長130mmとのバランスが実にエレガントである。
全長130mmとのバランスが実にエレガントである。
日本の侘び寂びの茶道具では有り得ない
コバルトブルーのエッジを飾る細い金色のストライプは
ヨーロッパの貴族趣味の名残りだ。
フタの裏に付く密閉用のゴムは、
100年近い年月にも劣化せず未だ気密性を保っている。
早速、好きなタバコ葉ヴァージニアNo.1を入れたが、
200グラムが入った。
200グラムが入った。
艶のある陶器の深いコバルトブルーの奥に
過ぎた日の恋が微かに浮かぶ・・・
オークションで落札したイタリアのパイプスタンドに並べたパイプ。
No comments:
Post a Comment