私を待つ以前の愛犬”ドナ”。12年前に描いた絵だ。
ぺぺと同じ猟犬アイリッシュセターだった。
今また、こんな絵を描きたいと思っている。
この絵と共に以前のブログには次の様に書いていた。
「スポーツカーは、男が淋しそうに乗るのがイイ」
若い頃、恋人に言われた言葉を今も僕は信じている。
そんな彼女の美意識を僕は好きだった。
確かに、カタログの様に女性が横に座っているなんて
スポーツカーが持つ鋭さが鈍ってしまう・・・
だから、僕は愛犬ぺぺしか横に乗せない。
子犬の頃はシートを引っ掻いたり噛んで革をダメにした。
でも、ぺぺはクルマが好きだから何処へ行くのも一緒だ。
ショードッグの血筋からか人が見ているとポーズし、
夜道や淋しい所ではダラしなく寝てしまう。
ブレーキングの度に鼻先をフロントウインドにぶつけ
ガラスはヨダレで磨りガラスの様になる。
コーナリングの時は巧みに前脚でバランスを保って、
長い髪をなびかせ心地良い横Gに耐える。
多分、ぺぺもドリフトしている感覚なのだろう・・・
6 comments:
先日この絵を捜しましたが・・・・見つけることが出来ませんでた。
恋人から添えられた言葉とこの絵が、もしも私のために存在するのであれば、私の僅かなトロフィーの一つと置き換わったとしても、決して悔いないでしょう。
ろしなんて様
たゆまぬ努力により与えられる栄光のトロフィーに・・・
なんと光栄な、そして美しいコメント!有り難うございます。
もし、貴方のガレージに、この絵を飾って頂けたら・・・
そんな願いを、感じてしまいました。
滅相もない。
ご厚情に深謝いたしますが、添えられた言葉とともに、存在意義はかわるべくもないものです。
どんな絵でも、
その絵を愛して下さる方の元に飾られると
輝を増すものです。
まったく同感です。
して、我が身を顧みると情けない限りですが、ともあれ、星を見失わないようにしなければと、思いを新たにします。
いつもポラリスを見失い、ミスコース、蛇行の連続でした。
それを今も繰返しながら走り続けています。
コーヒブレークを共に出来る日を楽しみにしています。
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