Gの文字がカムカバーに彫刻された
ウエーバー搭載のゴルディーニ・エンジン。
千歳烏山のマンションに住んでいた頃。
いつもガレージでエンジンを弄り回していたから、
近所の人からは整備士だと間違えられて、
修理を依頼されることも多かった。
写真はドイツ・モトメーター製のシンクロテスターと
修理を依頼されることも多かった。
写真はドイツ・モトメーター製のシンクロテスターと
ウエーバー用のネット付きのエアーファンネル。
2連SUキャブ(リンク)のシンクロ調整にはテスターが必需品だった。
ジャガーXK120のSUキャブ調整に以前は使っていたが、
メカニック任せの今は不要になってしまった。
若い頃、エンジンをチューンアップするのが好きだった。
スピットファイアー(リンク)はツインSUが標準だったが、
あまりの遅さに耐えかねてウエーバーを搭載した。
ゴルディーニ(リンク)は標準がウエーバーだったが、
機械式燃料ポンプを電磁式に交換して頑張っていた。
可変ベンチュリーのSUはニードルの選択程度だが、
固定ベンチュリーのウエーバーはセッティングが楽しかった。
このレベルのスポーツカーなんて、
どんなに頑張ってチューンしても大した事は無いが
加速時の吸込み音が速そうなイメージに変る。
*ベテランぶった整備士でホースの吸込み音を聞いて
調整する人が居るが、あれは非科学的で信用出来ない。
耳で聞き分けられるのはトラック程度。
精密な高性能エンジンはゲージを使用すべきだと、
F-1メカだったITOH氏が教えて呉れた。
現在ではインジェクションになり各種センサーが働いて
2連SUキャブ(リンク)のシンクロ調整にはテスターが必需品だった。
ジャガーXK120のSUキャブ調整に以前は使っていたが、
メカニック任せの今は不要になってしまった。
若い頃、エンジンをチューンアップするのが好きだった。
スピットファイアー(リンク)はツインSUが標準だったが、
あまりの遅さに耐えかねてウエーバーを搭載した。
ゴルディーニ(リンク)は標準がウエーバーだったが、
機械式燃料ポンプを電磁式に交換して頑張っていた。
可変ベンチュリーのSUはニードルの選択程度だが、
固定ベンチュリーのウエーバーはセッティングが楽しかった。
このレベルのスポーツカーなんて、
どんなに頑張ってチューンしても大した事は無いが
加速時の吸込み音が速そうなイメージに変る。
*ベテランぶった整備士でホースの吸込み音を聞いて
調整する人が居るが、あれは非科学的で信用出来ない。
耳で聞き分けられるのはトラック程度。
精密な高性能エンジンはゲージを使用すべきだと、
F-1メカだったITOH氏が教えて呉れた。
現在ではインジェクションになり各種センサーが働いて
最高効率の吸排気を自動的に制御してくれるが、
昔の小排気量のエンジンをチューンアップするには、
吸排気効率をアップさせるのが最も早道だった。
トルクを上げるためベンチュリー径を細めに設定して、
吸入流速を速めて充填効率を向上させ、
マニホールドと排気管の抵抗軽減と脈動を考慮して
排気効率を上げるのが基本だった。
僕はチューニング関係の本を読み漁っていた。
重視する回転域に合わせたウエーバーのジェットを
組込んだ数種のエマルジョンチューブを持歩く程だった。
高速道の入口でクルマを停めボンネットを開けて、
ウエーバーのチューブを高速用に差し替え、
プラグもクールタイプに入れ換えて、
街乗り用と高速道やサーキットで使い分けていた。
サーキットでは径が大きく短いファンネルで、
ヒルクライムなどは細長いファンネルが適すると、
エアーファンネルまで使い分けていた。
今考えると、マニュアルの軽四エッセの方が
はるかに速いから笑ってしまうが・・・
...
昔の小排気量のエンジンをチューンアップするには、
吸排気効率をアップさせるのが最も早道だった。
トルクを上げるためベンチュリー径を細めに設定して、
吸入流速を速めて充填効率を向上させ、
マニホールドと排気管の抵抗軽減と脈動を考慮して
排気効率を上げるのが基本だった。
僕はチューニング関係の本を読み漁っていた。
重視する回転域に合わせたウエーバーのジェットを
組込んだ数種のエマルジョンチューブを持歩く程だった。
高速道の入口でクルマを停めボンネットを開けて、
ウエーバーのチューブを高速用に差し替え、
プラグもクールタイプに入れ換えて、
街乗り用と高速道やサーキットで使い分けていた。
サーキットでは径が大きく短いファンネルで、
ヒルクライムなどは細長いファンネルが適すると、
エアーファンネルまで使い分けていた。
今考えると、マニュアルの軽四エッセの方が
はるかに速いから笑ってしまうが・・・
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19 comments:
「8」
実は私も大好きなモデルで、
是非、個人所有したかったクルマなんです。
「ジュリア系」「131アバルト」
など四角いクルマが元々は好きでした。
ファーストカーは「ニセ・カデット」、
つまり初代「ジェミニ」でした。
それが「VW」と出会って変わりました。
ファンネル、ピカピカですね~
V-IMGさん、
ぜひ、所有して下さい。最高のクルマです。
フランス車独特の柔らかく埋もれる様なシート。
スポーツカーの様なメーターパネル。
ダブル・ダンパーのリア・サスペンションで、
クイックな立ち上がりとシャープなハンドリング。
正しくモンテカルロラリーの覇者です。
コレかロメオの弁当箱ジュリアでしょう。
ゴルディーニに強いショップは関東でも一軒だけ。
専門店を目指しては如何?
ショートノーズのマンガの様なクルマしか無い時代。
現在の交通環境への対応もエアコン以外はバッチリ。
オシャレな若者に受けると思うのですが・・・
keiji様
あくまでも「個人的」なお話なんです(笑)
この類の状態の良い車両は入手が非常に難しく、
あってもかなり高額なものになりがちです。
お店は今まで通り、どんな方でも手が出せる、
「少しだけ趣味性が感じられる車両」
を扱って行きたいと思います。
ありがとうございました。
V-IMGさん
好きなクルマなので、ついつい差し出がましくなりました。
ショップそれぞれの方針がお有りでしょうから・・・
失礼をお許し下さい。
keiji様
とんでもございません。
尊敬する大先輩からいただいたアドバイス、
とてもうれしく光栄に思っております。
昨日のお話の影響か・・
今日は「シムカ」をお持ちのお客様との商談がありました・・
V-IMGさん、
シムカの商談ですか、それは良かった。
ノーマルもハイセンスですが、ラリー1〜3は更に通っぽい。
日本のモータリゼーションも成熟しましたね〜。
クルマ・ビジネスが急激に変化しつつあると感じています。
美しい!
悲しいときは悲しく、優しいものは優しく、強いものは強く、静かなるときは静かに。いつも被写体が生きています。本当に美しい。
学生時代、レモンイエローの日野コンテッサクーペに乗ってた親友。赤いシリンダーブロックとリヤー全幅の輝くグリル。「ゴルディニーの手にかかれば・・・」と。
そして、もう一人はダークグリンの日野ルノー。どこかに消える冷却水を一升瓶で補給させられる私。友は平然と「水で走る」。
都バスが足の私にはどちらも憧れでした。
若輩ですが、思い出に浸らせていただきました。
追伸
お伝えするのが遅くなりましたが、「ろしなんて」はハンドルです。
ろしなんて様、
かってはデザイナーで、今はヘボな絵描きの僕にとって
最高に嬉しいお褒めのコメント、有り難うございます。
そして、とても励みになりました。
レモンイエローの日野コンテッサクーペ・・・
当時はシャーベットトーンと呼んでいた記憶があります。
リアスタイルが美しかったですね。
そして、懐かしいダークグリーンの日野ルノー・・・
あの頃は2ドアなのにタクシーにまで使われていましたね。
ボディカラーをお聞きすると当時の情景が甦ります。
路上でパンクしたタイヤを交換するのが普通だった時代。
一升瓶で水を補給しながら走る、懐かしいですね〜
今の若い方には想像出来ないでしょうが・・・
「ろしなんて」様のお名前、誤解していた様です。
失礼いたしました。
.
keijiさんが誤解されたのは、僕の性格である早合点の為です。すいません!!ウエーバーの調整教えて欲しいです。ジェミニはレモンイエローのイメージ。コンテッサーは想いだすと約44年前にリヤ-エンジンでエレガントな車でしたねー。
S-GERUさん、
ウエーバーの調整は簡単ですから楽しんで下さい。
仕組みが解れば、実に簡単ですよ。
ジェットを取付けたチューブを入れ換えるだけ。
排気量によりジェット、チューブは想定出来ますから、
ソレらを色々と組合わせ試走して決めるだけですから。
貴方のVWをウエーバーで武装されては?
VWのエンジン・チューンと言えば、
VWはクルマの性格上、燃料消費を抑えて経済性優先。
オーバーラップ度の多いカムシャフトと交換するだけで、
ポルシェ356より、遥かに速くなりますよ。ハハハ
.
お会いした時、ウエバーの調整方を是非教えて頂きたいと思います。
僕のビーは1641ccウエーバー40デュアルキャブです。
ハイカム、ローダウン、ポルシェホイールで武装しております。細部にわたりs-geruオリジナルのかっこいいビートルだと思います。燃費は5~6キロ位です。是非色々アドバイスを頂くのを楽しみにしております。
ひえ〜、ウエーバー、ハイカム、で武装済みのVWでしたか。
さすが S-GERUさん。凄いじゃないですか・・・
0〜100、0〜400加速、どの程度ですか?
お土産に、秘伝ウエーバー免許皆伝のマニュアルの
コピーを用意しておきます。ハハハ
嬉しいです!!有難う御座います。
僕は60歳を越し最高速より、街中での加速感を重視し、
横の車のドライバーが悔しそうに驚く顔が快感です。
悔しいですがkeijiさんのエッセには絶対負けると思います。
タイヤは前4.5J後輪6Jディープなので少しはみ出しております。ローダウンに昔からのスポイラーを着けているので前を擦り気を使います。雨が降ると困るのでリアーの開いていた、
エンジンフードは昨年の再オーバーホールで閉める様にしてもらいました。
リアのフードを開いてって、アバルトみたいですね。
脚はガチガチのローダウン? 何だか速そうだなあ〜
僕のエッセはド・ノーマルですよ。度胸とテクで勝負です。
スタビも無い脚でロールも凄いフワフワですが、
この方が軽四ではトラクションロスが無く速い感じ。
後輪6Jのタイヤサイズは?
エンジンはベンチでどれくらいのパワー?
軽量化は?
アバルトは下が開いていますが、下を開くとマフラーの排気の熱がエンジンルームに入るので、
逆に上を開けておりました。欠点は雨が入る事です。
エッセのエンジンチューンよりkeijiさんのテクで負けます!
軽量化はV-IMGさんの100キロと違い、70キロを150回他筋トレ、ランニングで軽量化しております。
パワーは現在の車の性能を知ると大した事は無いですねー。
僕はルックス重視ですねー。タイヤは195です
エッセに挑む様に負ける車には勝負致しません。
どうせルーバーから雨が入るから平気なのでは?
高速時の吸入効率の方が問題でしょう。ハハハ
トランクフードやエンジンフードをファイバーで、
内張り、リアシート無し+筋トレで頑張りましょう。
S-GERUさん、ソレ以上のルックス重視はイヤミになりますよ。
155が標準なのに195!!
それは、路面抵抗が増えて遅くなるでしょう・・・ハハハ
ルバーからの雨は、レインガードを着けているので大丈夫です。
軽量化の目的ではありませんが、床の内張りは絨毯の様なものは不潔なので鉄板剥き出しです。
ビートルはリアーエンジンなので良いのですが、
シェラは床暖房の様で夏は最高です!
おっしゃる通り195はルックスだけですねー。
keijiさんには全て脱帽です!ぺッコ!
エンジンはチューンすると普段乗り難くなりますから、
アメリカで売っているファイバーの前後フードや、
サイドのアクリールの窓板などで軽量化しましょう。
貴方は、美味しいもの一杯食べてV-INGさんの様に?
体重100kgでも大丈夫ですよ。アハハ
S-GERUさん。
頂いた2つのコメント、理解しました。
楽しいですね。でも、それは常識なので削除しました。
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