ダビドフ・グランクリュNo.3とドゥバイヨル・チョコ。

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一本のダビドフ・グランクリュNo.3と、
ベルギーチョコ・ドゥバイヨルのプラリネ。
これ以上の贅沢を僕は知らない。
これ以上の贅沢を望みはしない。

このブログで知合って初対面のS.K.さんが
持って来て下さったお土産だ。
ベルギーチョコに高級な葉巻を一本添える。
こんな「粋」さが、僕は好きだ。

以前、ロータス・フォーミュラーでレースを楽しむ
DINOPLEXさんがシングルモルト・ウイスキーに
パルタガスの高価なルシタニアスを一本添えて、
会いに来て下さった日のことを思い出した。


凍結した山道をブーツにアイゼンを巻付けて
愛犬と散歩するだけの日々だったが、
久しぶりに洗練された若い方とお茶とケーキを共にし、
豊かな午後を過ごす事が出来た。

S.K.さんが羽織った紺色のバラクータから覗く
VネックセーターのVの形や他ブランドには無いブルーは、
ブルックスブラザーズ定番だと僕には解った。
白いオックスフォード地のボタンダウン・シャツに
黒いニットタイが彼の品位を物語っていた。

ハイランド・リゾート駐車場に停められた彼の車は、
古いメルセデスのステーションワゴン。
彼は照れながら「父の形見なので」と語った・・・


写真のVネックセーターは”Drakes”製でV型も色も違うが、
雰囲気を出すため背景に使った。

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