Dunhill Dress 3107 Prince & Dress1303
ネクタイの結び方にある「ウインザーノット」。
ズボン裾を「W」に折り返すターンアップ(turn up bottoms)は、
ダンディズムの極致と名高い
ウインザー公爵から始まったと伝えられている。
(英国王エドワード8世)
そして、クラシック・パイプ・シェイプのプリンスも
公爵に因んだシェイプである。
そんな背景から欲しいと思っていたドレスのプリンス。
注文して僅か3日でミラノから届いた。
その間、プリンス・シェイプの由来を調べていたが、
どうしても解らないことがある。
クラシック・シェイプ・チャートの図や解説には
ステムが僅かに(1/8以下)曲がっている
”Bowl resembles squat apple or apple with flattened bottom;
shank is round and short, stem is long and almost always tapered;
there may be a slight bend, but never more than 1/8.
Sometimes called "Prince of Wales," or "Prince Regent,"
this shape was designed for Prince Albert (Edward VII) of England.”
しかし、今回購入した Dress 3107 Princeは、
ストレートのテーパード・ステムである。
ダンヒルのプリンスには2種類のシェイプがあり、
共にShape Code では"07"Princeと分類されている。
ストレート・プリンスとも書かれているが、
どちらが正統的なプリンス・シェイプなのだろう。
ウインザー公爵がパイプを持っている写真を、
数多く拝見したがストレートが多い様に感じた。
チャートのシルエット図から
僅かにステムが曲がっていると思い込んでいたが、
ステムの形状では無く、
ボウル・シェイプで分類されているのだ。
いずれにしても、ショートスモーク用に適した
18mmと小さいチャンバー径、深さは30mmと浅く、
外径は39mmと肉厚のボウルで37.7gの軽さ。
外径は39mmと肉厚のボウルで37.7gの軽さ。
エレガントな黒いドレス仕上げに私は満足した。
そして、次は曲がったプリンスが欲しいと、
ああ〜パイプ趣味は際限が無い・・・
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