2013/09/05

雨上がりの光りが描く幻想の世界。






昨日は、大雨洪水警報が四度も出される雷雨だったが、
先程、全ての警報は解除され、今は日差しが眩しい。
この辺りは標高1000メートルを越えるから
雷雲の中を漂っている様な感覚。
閃光と共に山小屋全体がドンと震える凄まじさだ。
小屋の周囲を取り囲む50メートル近い松の大木が、
落雷で折れて倒れてくるかも知れない。
ここで12年も暮らしているから慣れてしまったが、
ぺぺは私の側を離れなかった。

額縁に雨上がりに輝くポルシェがモンタージュされ、
幻想的な世界を描き出す。
雨に濡れたテラスがカガミの様に樹々を写して輝き、
抽象的な模様を描き出す。
私は、湖の水面に座っている様な気分で、
濡れた樹々を眺めながらパイプタバコを吸い込む。




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