今回の参議院選挙。結果は予想出来たとは言え、
これ程までに酷い結果とは思いもし無かった。
スペインの哲学者ホセ・オルテガ・イ・ガセト(リンク)の著書
”La rebelion de las masas”「大衆の反逆」(リンク)。
1929年の本だが、それは現代の日本社会と同じ状況と言える。
オルテガの言う「高貴な生と、下等な生」の対比。
それは、理解し尽くしている概念ではあるが、
もう一度読み返して、自らを慰めたくなった。
若い頃の様に哲学書を読む気力など失っているが、
ミルヴァートンの大きなパイプにタバコ葉を一杯詰めて、
ジョセフ・ロジャースのタンパーでパイプを突いていると、
やり場の無い絶望感をクールダウンさせ、
失っていた気力を甦らせてくれるかも知れない。
2 comments:
大衆が台頭する時、その先に残るのは混沌だけですね。
また、振り出しからです・・・、
日本の場合は。
混沌の原因が革命ではないから・・・。
RYUさん、
数年後、既存の新聞・TVの一方的報道は終焉を迎え
マスメディアの在り方が変わるでしょう。
その時、混沌の中から日本でも変化が起きると思います。
しかし、携帯電話の「絵文字」を見ると、
日本にはより以上の混沌しか生まれないのかも・・・
と絶望的になってしまいます。
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