地元の人達は「ここは人間の住む場所では無い」と言う。
でも、こんなに美しい姫コブシが庭に咲いている。
対向車もいない山道のワインディング・ロードを、
ゆっくり走っていると白い花びらが運転席に舞込んで来る。
オープンスポーツカーの住む場所なのだ。
1954 Jaguar XK120SE / Inline-6 DOHC 3,442cc Twin SU H8 Carburettors
アルペン・ラリー仕様になったジャガーXK120SE。
ビッグなSU-H8キャブレーターに積換えたエンジンの迫力は、
ビッグなSU-H8キャブレーターに積換えたエンジンの迫力は、
ボンネットを透明プラスチックにしたいと思う程だ。
エアークリーナーは荒いネットだけなので、
スロットルを煽ると吸入音が聞こえるから気分がイイ。
追走してくれた佐久間サンのトラックとの離れ方で、
加速性能を判断するしか無かったが、
スロットル・レスポンス、高回転域でのパンチは鋭くなった。
でも、次元の違うポルシェの加速に慣れてしまったからか、
まあ、こんな程度かと感じただけだった。
いつもテストする登り坂で4速1000rpmで加速を試したが、
XKエンジン独特の低速トルクは復活していた。
市街地などの低速走行で乗り難くなるかと心配したが、
むしろスムーズになっている、完璧。
さすが、エンジンチューナー佐久間さんだ。
もっとオーバーステアにする?などと彼は言うが、
まだ、アタリが出ず深いストロークのブレーキペダルでの
カウンターステアのテストは無理だと諦めた。
もっとオーバーステアにする?などと彼は言うが、
まだ、アタリが出ず深いストロークのブレーキペダルでの
カウンターステアのテストは無理だと諦めた。
私のテスト走行での更なる要求に対応するするため、
来週、再び調整のため冨士山麓に来てくれるそうだ。
プロのレーシング・ドライバーになった気分!
その時までに、いつも彼が愛飲しているウイスキー、
シングルモルト「タリスカー」を用意しなければ・・・
4 comments:
春の訪れを告げる木々達と戯れたくて、XK120が帰って来たのですね。
混迷を深める現実で乾ききる心に、ひと滴の潤いを与えてくれる・・そんな愛車達です。
ろしなんて 様
お久しぶりです。
やっぱりオープンエアーモータリングは最高です。
鹿が多いので注意が必要なのですが、
鳴沢から朝霧に抜ける道(71)が現実を忘れさせてくれます。
いつもときめきながら見に来ていましたが、コメントは久しぶりでした。
keiji様もあの道を・・
私もふらっと走りに行く事があります。
今の所、幸いにも動物との遭遇はありませんが。
ろしなんて様
やっぱり、あの道をご存知でしたか、
ぜひ、一緒に走りたいですね〜
もし、お見掛けしたら追い掛けます。
でも、貴方の相棒クルマ達には追い付けそうも無いので、
クラシックホテルでコーヒーブレイクしましょう。
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