ヘラだけで成形し歪な地肌を残す「手づくね」仕上げ、
と言えば、本格的な楽焼の様に感じるが、
面倒だから手を抜いて簡単に作ったに過ぎない。
私は陶器よりも鋭く張りつめた感じの磁器が好きだが、
人の体温を感じさせる様なパイプに合わせて
粘土を練り上げただけの泥臭さい仕上がりにした。
黒い地肌に引かれた銀色のラインは、
あまりにもボッテリと鈍重なのでシャープさを出すため
入れた装飾的アクセントである。
素人がアーティストとして通用する現代の日本社会では、
「瀬戸内の海を離れて生きる私の望郷の糸だ」とでも
最もらしく語れば通用するのだろう・・・
ハハハ
2 comments:
銀色のラインがきいて効いてモダンな印象ですね。
夜の海に月光が射しているよう。。。
ロイ坊さん、
「夜の海に月光が射して・・・」
とても美しく詩的に見て下さって、嬉しくなりました。
やっぱり観る人の感性によるのですね〜
これは3日間、平らな板の上で乾燥させて、缶スプレーで塗装。
芯に板など入れず、粘土だけですが陶器の様に強度が出ています。
油性ペイントで塗装し、その上にクリアーを塗装すれば、
菓子皿などは作れそうですね。
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