雑草が覆い茂る荒れ果てた庭に
野生の百合が咲いた。
名前を知りたいのだが解らない。
朝霧高原に続く山の斜面にも
同じ橙色の百合が咲いていたから、
野生だと思うのだが・・・
人里離れた山小屋に住んでいると、
「花は、神が貧しい人達に与えて呉れた宝石である。
・どんな人にも等しく喜びを与えて呉れるから。」
と言う意味がよく解る。
そして、もう月見草が咲き始めている。
なんと自然は僕たちに優しいのだろう・・・
・・・
追記:このブログでお話させて頂くMIZUNO様が、
この花の名前を教えて下さった。
薮萱草 (やぶかんぞう)の「かんぞう」は、
萱草(わすれぐさ)からカンゾウと読む。
萱草/忘れ草:ユリ科ワスレグサ属の多年草
ワスレグサは、花が一日限りで終わると考えられたため、
英語では”Daylili" 独逸語では”Taglilie"と呼ばれる。
調べていると、万葉にも詠われていた
萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を忘れむがため
大伴旅人 万葉集
この花を着物のヒモに付けておくと
嫌な事を忘れさせてくれるそうだ。
僕は、この花が無性に好きになってしまった。
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2 comments:
keiji 様
本当に 花は、良いですね。
間違ったら、ごめんなさい。
日本名はよくありませんが、「やぶかんぞう:http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%83%A4%E3%83%96%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%A6/%EF%BC%BB%E7%94%BB%E5%83%8F%EF%BC%BD/00231245000101/
では、ありませんか?
または、「のかんぞう」 mizuno
MIZUNOさま、
有り難うございます。さすがです。
正しく「やぶかんぞう」でした。
薮萱草 (やぶかんぞう)の「かんぞう」は萱草(わすれぐさ)から
かんぞうと読むのですね・・・
いろいろ調べましたが、万葉にも詠われていますね。
「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を忘れむがため」
大伴旅人 万葉集
この花を着物のひもにつけておくと
嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。
僕は、この花が無性に好きになってしまった。
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