



デスクのペーパーナイフを見ていると
ジャガーXK120で走りたくなる
獲物に飛びかかる野獣の様なフォルムは
まさしくジャガーの姿だ
ジャガーはヒョウと似ているが
哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属の食肉類に分類され
ブチ模様の輪の中に黒点があることで異なる
創始者サー ウィリアム ライオンズ氏は
第2次世界大戦ロンドン空襲の下で
XK120の設計構想を練り上げたと伝えられるが
ドイツの猛攻に敢然と立ち向う英国の姿を
野獣ジャガーにダブらせながら
SSカーズをジャガーカーズへと社名変更し
XK120のイメージを閃かせたに違いない
かってライオンズ時代のジャガー各車は
”ビッグ・キャット”と愛称され
忍び寄る猫足の様な走りを身上としたが
このXK120は荒々しくネコの様に従順では無い
狙った獲物に襲いかかる野獣だ
手前のポルシェ4S がゾウの様に見える
スポーツカーを定義するとすれば
それは加速性能や操縦性能の云々ではない
野生が宿っているかどうかだ
...
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