写真は映画グランプリのパンフレットと当時の愛車ベレットGTのハンドル
1965年メキシコGPでリッチーギンサー操縦の
ホンダのF1マシンRA272が優勝した
当時は注目もされず新聞の片隅に報じられた程度
F1グランプリは想像の世界でしか無かったが
白いボディに描かれた「日の丸」が
子供時代に見た「特攻機ゼロ戦」の勇姿を思わせて
僕の胸は熱く振るえた・・・
F1グランプリ・レースの迫力を知ったのは
1966年に公開された映画「グランプリ」であった
修理工から身を起こし世界のホンダを創り上げた偉人
本田宗一郎氏を俳優の三船敏郎氏が演じていた
まだコマーシャリズムに毒されず
国を代表しナショナルカラーで走った時代である
F1グランプリが持つ西洋貴族文化の誇り高さを
僕に教えて呉れた映画であった
当時この映画で大きな話題を集めたのは
ソール・バスがデザインした斬新なタイトルバックと
ドライバー目線での迫真の映像を撮影するために
NASAと共同開発した耐震カメラ台を使用し
ル・マン24時間レースの覇者フォードGT40を改造した
撮影車を使用した迫力ある映像であった
この表現に対するフランケンハイマー監督の強い執念に
デザイナーの卵だった僕は強く啓発され
クリエーターが持つべき姿勢の何たるかを学んだ
ソール・バスによる斬新なタイトルバック・・
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3 comments:
keiji様、おはようございます。
カルマン7487です。
コメントが遅く成ってしまい、申し訳ございません。此の所、自宅から離れて行動して居た物ですから(私のPCはタワー型の為、持ち歩けません)。
XK120の写真、拝見させて戴きました。羨ましいです。
やっぱり、ジャガーは、疾走している姿が美しいですね。クルマ側の気持ちとしても、博物館に閉じ込められたりせず、あの写真の様に全開で疾らせてもらって、幸せなのでしょう。
絶対的なタイムとか数値とかは別にいいのでは無いでしょうか?その当時は間違いなく高性能だった訳ですから。
それよりも、ドライバーがどれだけ楽しめるのかが大切ですよね。
現代のスポーツカーは確かに高性能ですけど、余りにも、コンピュータが介入し過ぎなのではないでしょうか?
ドライバーが運転しているのか、クルマが運転しているのか分からないですよね。安全性の面では長けていても、ドライビングの楽しさという点では?ですね。
その事は、現代のF-1にもそのまま当てはまるのだと思います。
まるで、TVゲームの様な操作系や計器(現代の航空機も同様ですが)といい、可笑しな形状といい(CADで創りあげた最高に効率の良い形状なのでしょうが)、どうも自分は好きにはなれません。
そこから見ると昔のレースカーは、マニュファクチャラー毎の、お国柄や創業者/設計者の考え方の違いが個性と成って現れていて、面白いですよね。
ドライバー同士の人間味のある対決も見ものでしたし。
又、この頃の映画は、映像に映されている全ての物がCG等の作り物ではなく、現実に存在して居る物ですから存在感が全然違いますよね。映像の中からいろんな事を学べたり、感じ取れたりします。葉巻型のF-1もかっこいいですよね。
あと、私はこの頃のタイヤが大好きなのです。その理由はトレッドパターンの形状やホワイトレターの書体等が何とも言えない存在感を醸し出しているからです。
以前ですが、私の知人にGPSに依存し過ぎていて、地図を読めない若者が居りました。コンピューターに対する過度の依存はこの様な弊害をももたらすのかと実感致しました。
コンピュータは現代社会においては必須のアイテムですが、人間としての基本的な能力は失いたくないものです。
keiji様、
(この文章は宣伝行為にあたってしまうので、表示されない方が宜しいかと思います。)
あと、もし空を飛ばれたいのでしたら、何箇所かお勧めの所が有ります。宜しかったら、フライトされてみられると楽しいのではないでしょうか? (宣伝目的では有りませんので、念の為。)
近場では何と言ってもハワイがお勧めです。メインランドよりはやや割高ですが、景色が綺麗である為、お金には代えられない良さが有ります(虹の横をフライトする等。沖合いに行けば、星空がとても綺麗です。)
私もここの校長である、佐々木さんに教えていただいて居ります。
佐々木さんは以前、DC-3を飛ばしてみえられたそうです。
是非、DC-3のエピソード、聞きに行かれてください。
又、教官としてのキャリアも永く、空の上では厳しいですが、地上ではとてもフレンドリーな方です。現地生活も長く、ハワイのアクティビティにも詳しいです。
http://www.noahflying.com/jp/top/
http://www.youtube.com/user/noahflying#p/u/8/KvXUwTJxBck
そして、メインランドでフライトされたいのでしたら、自分の同級生の高木(エアロバティックの大会にエントリーする程の腕の持ち主)が教官として勤めております、こちらの学校が良いのではないでしょうか?(現在の所、メールのやりとりのみで、自分は未だ訪問した事がありませんが。本当に真面目な男です。)
http://www.attitudeaviation.com/waco.html
カルマン7487 さん、コメント有り難うございました。
もう一通のコメント、問題無いとは思いましたが、
貴方のお申出がありましたので一応保留にいたしました。
お教え頂いたハワイのアビエーション・スクールには憧れますが、
残念ながら自身の年齢を考えると不可能です・・・
「虹の横をフライト・・」と貴方が書かれた文章には痺れました。
家内が、さるヨーロッパの航空会社のスチュアーデスだったので
ランディング時に操縦席で見学させて貰った経験があります。
当時は操縦士/副操縦士の後ろにフライトエンジニアが居た時代、
”コンプレッサーオフ”などと操縦士達の声を聞きながら、
長い滑走路が迫って来る光景に興奮しました。(オフレコ!)
”旅回りのジェニー”と呼ばれたカーチス JN-4 ジェニーが
一番僕が憧れている複葉機なのですが
XK120のサイドカーテンを付けると複葉機の様な雰囲気に
なるのが好きで、よく山道を走っています。
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