2014/02/18

孤独は望むが、孤立は望まない。




豪雪、いかに人間が無力かを思い知らされた。
この辺りの積雪は約1m60cm
山暮らしの私とぺぺは完全に孤立してしまった。
まだ、中央高速道、国道・県道の除雪も終わら無いのに、
こんな山奥の除雪なんてあり得ない。
家の外は身体が埋まる積雪で歩行は不可能だ。

いつになったら食料の買出しに出られるだろう?
灯油やプロパンガスの配達も無理だろう。

灯油を節約するため暖かくも無い電気ストーブで
我慢しようとする、未練に満ちた
自身の「生への執着」を嫌悪してしまう。


聞き慣れたヴィヴァルディの四季「冬」が、
今夜ほどに、深く心に響いたことは無かった。






4 comments:

ろしなんて said...

五体を物質文明に惑わされてしまった人間の生き様を、その映像の出演者の一人として嫌悪を抱きながら見ています。
駄馬ですが、今まだ僅かながら自分に出来る事があるので、また出かけてきます。
食事を心待ちながら・・・
どうかご自愛下さい。

pepekeiji said...

ろしなんて様

昨日は、中央道の通行止め、町からココまでの山道等を考え、
今月中は出られ無い、と覚悟をしました。
せめてと、ぺぺに普段よりオヤツを多く与えたり・・・アハハ

今朝、管理人から深夜2時まで掛かってゲートまで除雪が終わり
山道も辛うじて通れると知らされ、
今日は、もう諦めていたエッセを掘出しています。

今回の豪雪で、
大きな自然に立ち向う小さな人間の偉大さを悟りました。
地域の若い人達が協力し合って除雪している姿に感動しました。

人間不信に陥っていた自分を恥ずかしく思っています。

アイルママ said...

ご無事でよかったです!安心しました。若い人たちは昔の若者よりずーっとシッカリしていて頼もしいですね。

pepekeiji said...

アイルママ、ご心配頂き有り難うございます。

先日の雪が残っている上に大雪が降ったので凄い状況でした。
まだ、孤立した地域があり、困っている様です。
雪は海より怖いですね、水は手足を動かせますが、
雪は身動き取れ無くなります。

雪遊びが好きなぺぺも、今回は恐れて不安そうです。
玄関のドアを開けても、1mでUターンして部屋に戻ります。

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