2014/02/18

去って行くホイールローダーの若者に私は最敬礼をしていた。

軽四輪車がやっと通れる細い道だが、
今の私にはハイウェイに思える。

掘出すのを諦めていた雪道用軽四輪車。
明日は買物に出掛けられる。



顔見知りのホイールローダーの若者。
国道、県道などの除雪の後、この山奥に来てくれている。
3日間で1時間しか寝ていない、と若者は言って笑った。
食べ物は大丈夫ですか?と彼は心配してくれた。
素晴らしい山梨県の若者達、ありがとう。

今回の豪雪は、私を大きくパラダイム・シフトさせた。
脚を奪われた極寒の山奥で半月過ごすのは無理だと覚悟を決めた。
最後だからと、愛犬ぺぺにはオヤツを多く与えていた。
しかし、多くの人々の夜を徹した努力のお陰で、
明日は買物に出掛けられる・・・



2 comments:

mizuno masao said...

Keiji 様

心配しております。が、何も、できません。
申し訳ありません。
本当に、気を付けてください!祈ってます。mizuno masao

pepekeiji said...

Mizuno Masao 様

ご心配頂き有り難うございます。
まだ孤立した方々が残されていて心配ですが、
私は、管理事務所や地域の迅速な対応で無事でした。

今回の豪雪で威力を発揮したのは携帯電話とネット。
TVは無く、新聞も私は見ませんが、
5分間隔で把握出来る降雪情報や道路の状況。
地元友人が送ってくれる下界の道路状況写真など、
状況を知る上で役立ちました。

まだ富士五湖道路は通行止めが続いていますが、
3日間も中央道や国道・県道の通行止から判断して、
ココは当分孤立すると諦めていたのですが、
地元土建業者の活躍で予想より早く解放されました。

今回、強く感じたのは、
田舎で働く素朴な青年達の献身的な頑張り、
頼もしく、未来に希望を感じました。

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