2013/05/21

公園にぺぺの樹を植えて貰った。

正面に富士山が大きく見える場所だが、今日は雲に隠れている。



以前書いた「木達と悲しみを共にする」(リンク)参照。

別荘村の9面あるテニスコートに隣接した「童話の森」。
まだ、子供達が小さかった頃にカクレンボした森。
パピーだったぺぺが駆け回り育った森。
滑り台、ブランコ、そしてキノコの小屋・・・

ある日、何百年もの年輪を重ねた大木が切倒された。
嘆き悲しむ別荘住人が多かったのか、
植樹の為の寄付金を募る話が持上がった。
樹の種類は選択出来て、樹には名札を付けてくれる。
結婚何周年記念や子供や孫達の入学記念など
植樹申し込みがあるそうだ。
とても良い企画だと私も一本お願いした。

空高く白い花を咲かせる「コブシ」の樹を私は選んだ。
名札には「ぺぺ」と書いてもらった。
数十年後、コブシの樹は20メートルもの高さに育ち
青い空を飛ぶ白い鳥の様な花を一杯咲かせるだろう。
ぺぺと私は、それを空から眺めよう。


6 comments:

ロイ坊 said...

思い出の公園が蘇りますね!
コブシの成長を見ながら散歩する楽しみも出来ましたね。
童話の森がいつまでも守られることを祈っています!

pepekeiji said...

ロイ坊さん

以前の森の様になるには100年はかかるのでしょうが、
ぺぺと遊んだ昔が甦ります。
この辺りには大きな野生のコブシの樹が多く、
大空高く飛ぶ白い鳥の様に咲くコブシの花のように
ぺぺも僕もなりたいと願っています。

s-geru said...

keijiさんご無沙汰しております。数十年後・・・ぺぺと私は、それを空から眺めよう。この言葉に凄く感動いたしました。童話の物語のようで素晴らしい!!

pepekeiji said...

S-GERUさん。

お久しぶりです。コメントありがとう。
ぺぺも11才、だからココに住んで11年になります。
この公園は、行楽シーズン以外、滅多に人と話す機会も無く、
迷い犬の様に過ごして来た僕たちの遊び場です。

巷で話題になっている富士山の噴火。
火砕流や溶岩で燃え尽き消滅するのも、また乙なモノ。
などと笑って過ごせる様になりました。



s-geru said...

富士山の噴火の件は,僕ら小心者は気になりますが、keijiさんなら全く動じず気にされないと思っておりました。

pepekeiji said...

アハハ
この辺りでもソレに備えて色々と準備している様です。
TVで見る様な自衛隊に背負われて逃げる様なブザマな姿だけは
サラシたく無いから救助に来るな、と言ったら、
管理人の義務だから、ぶん殴ってでも救助します。
と言われた。アハハ

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