2013/03/07

"The Gentle Art of Smoking" by Alfred H. Dunhill




1954年に出版されたアルフレッド・H・ダンヒル著
"The Gentle Art of Smoking" by Alfred H. Dunhill
この本を読んでみたいと思っている。
1954年の初版本は希少で US $274.99もの高価格だが、
初版に拘らなければ US $24,95程度で手に入る。

日本では1967年に「ダンヒルたばこ紳士」團 伊玖磨 訳、
朝日新聞社から出版されているが、
たばこ紳士録、なんて無粋なタイトルの翻訳をみると、
一般大衆受けを狙った内容に変わっている感じだから
読む気力が完全に失せてしまう。

1967年(昭和42年)の頃は、
まだ朝日新聞社がタバコ関連の本を出版するほど
喫煙は一般的な習慣だったのだ。



日本にパイプ愛好者は何人いるのか調べてみた。
2012年の統計で全国たばこ喫煙者率調査によると、
男性1,702万人、女性577万人、計2,216万人。
昭和40年のピーク時に比べると約半数に減少している。
パイプ喫煙者数に付いての確かなデータは無いが、
全喫煙者数の 0,15%〜0.3% 程度と推定されている。
0,3%とすると66,480人、0,5%なら僅か33,240人。
何と3万人程度の特殊な嗜好なのである。

さる海外のパイプタバコ小売店の年間の販売量が、
日本の全パイプタバコ年間販売量と同じだと言う話もある。
近い将来、パイプ喫煙文化は消滅するだろう。

しかし、室町時代に花開いた伝統工芸の美意識が生きる
日本製パイプは輸出され海外高く評価されている。
日本人のパイプアーティストの作品も人気を博している。

文化が失われて行く様を見ているのが辛い・・・






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