2013/01/26

非常に希少なオリジナルの「蜂」ボルト。


グランドオートの佐久間サンから
「カッコ良いですね~」と、ボルトの写真が送られて来た。
僕のXK120のタイミングチェーンカバーのボルトだ。

私には何所がカッコ良いのか解らなかったが、
「BEES(ハチ)だからハチのマークの彫刻なんですね〜」
なんて、スカイプ電話から声が聞こえてくる。

やっぱり、彼は繊細な感性を持ったアーティストだ。
彫刻家のアトリエの様な広く天井の高い工場で、
こんな小さな古いボルトを夢中になって磨いている・・・。

早速、イギリスのサイトを検索して、私は多いに満足した。
XK140のレストレーション記事の中に
ボルトは「非常に希少なオリジナルの”蜂”ボルトが使われている」
と言う箇所を見付けたからだ。
”The vast majority of the bolts we are removing are 
  the original "BEES" bolts which are very rare indeed."


結局、2inchのビッグなSU-H8キャブレーターを積んだ。
インテークマニフォールドを磨きに出したら鏡の様に光った。
まだ、手作業で磨いてくれる業者が存在する事に驚いたが、
バイク愛好家からの依頼などでビジネスになっていると言う。
C-typeカムカバーも磨かなければアンバランスなので、
それも依頼する予定である。
この鏡の様に磨かれたインテークマニフォールドの裏側に、
製造時のエンジン・テスト済みの打刻文字を発見した。
TESTED S-9の文字が見える。9は圧縮比?
SU-H8キャブレーターを積んだから、
以前の様にレーシング・スクリーンに変えようかと迷っている。
ホイールシリンダーや新しく張替えたブレーキシュー。
新しい部品よりもオリジナルの方が品質が良いだろうと、
リペアキットで用意されているシール類の取替えだけにして
ブレーキもシューだけを張替えた。





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