2012/07/18

本物のあるべき姿を知る”Crosthwaite & Gardiner”

Mercedas GP gearbox internals

僕が知る限りのヨーロッパの業者を探したが、
手に入ら無かったXK120のステアリング・ギアボックス内の部品。
グランドオートの佐久間さんが簡単に見付けて呉れた。
ヨーロッパのクラシックカーレース界で超有名な
”Crosthwaite & Gardiner” (リンク)に注文したと連絡があった。
Crosthwaite & Gardiner から送られたパーツを使う。
本格的なクラシックカー愛好の醍醐味を感じて、
久しぶりに心豊かな朝を迎えた。

モータースポーツの聖地である英国サセックスの
Crosthwaite & Gardinerとグランドオートの佐久間氏が
コンタクトがあるとは知らなかった。さすがだ。
クラシック・アストン・マーチンやロータスなどの
レーシングサービスを通じての事だろう。

リンクしたオフィシャル・サイトでは、
戦前のグランプリーカーの芸術品的メカニズム。
特に軽量化されたアルミ製ブレーキの写真は圧巻だ。
ジャガーE-type (Light Weight)のフーエルインジェクション。
新品のクライマックス2.5Lエンジンなど、
興味深い写真が見られる。


Grand Prix car engine
Intricate brake assembly on Grand Prix car
Grand Prix car being assembled
Machining bespoke steering rack
Jaguar Light weight E-type butterfly fuel injection
Brand new 2.5L Coventry Climax FPF engine

.

6 comments:

mizuno masao said...

keiji 様

このような素晴らしい会社が、あるのですね!!!
ジャグアーの完璧な復活、楽しみです。
「この歴史的な過渡期、趣味とは言え、当面、クラシックカーなどと平和ボケした話は、書く気力を無くしています」と、書かれていたので、「どんな時代でも、趣味は趣味として、、」と申し上げようとしていた矢先でした。
それにしても、旧いクルマを動態保存しようとすると、排気ガス対策の名のもとに、年々税金を上げて行く日本。それに引き換え、文化遺産としてのクルマを「ヒストリックカーナンバー」を与えて、税金を安くするドイツをはじめとする欧州との差を痛感しております。
もうすぐ、オリンピックが始まりますね。先日、御殿場のレース村の1社を訪問したら、クルマ用ドライカーボンパーツの製造、真っ最中に、オリンピック自転車競技用の車輪やシューズを仕上げておりましたよ!こんな所に、役立っているのだと感心しました。 趣味は趣味です!!!mizuno

pepekeiji said...

MIZUNO 様

暑い中、より良い社会を目指して多くの方々が頑張っているのに、
やはり、クラシックカー趣味なんてと気恥ずかしく感じています。
日本の虚飾と顕示欲に満ちた外国製クラシックカー愛好家の
現状を見せ付けられているからでしょう。
とは言え、サーキットで純粋にレースを楽しまれている方々や、
国産ヒストリックカーの保存を兼ねて愛好している方々には
とても好感を感じています。

ヨーロッパの文化財への敬意と保護への配慮、
かねがね僕も羨ましく感じています。
そんな想いから、英国のCrosthwaite & Gardinerの様な
歴史的遺産を後世に伝えようとする哲学を持つ企業の存在と、
その文化的意義の深さを伝えたく紹介しました。

御殿場のレース村で先進技術が育っているのですね〜
かってグラチャン時代に活躍したケン松浦さんも、
フィッシング用のリールなどを開発していると聞きましたし、
身体障害者用の車椅子を開発しているレース関係者も
居ると聞き及んでいます。
これら先端技術力は次世代の日本を支える力なのでしょうね。
.

s-geru said...

keijiさんは時々クラシックカー趣味なんてー、と仰り一瞬ガッカリしますが。僕はまた車の話題が出ると心配しませんでした。少し早かったですが嬉しいです!話は変わりますが、昨日義母の
法事があり、久々義弟がフインランドから帰国し、エストニアで何年も前の古いホテルを買い取り改装し営業をしているのですが、(www.eivere.com)先日イギリスからクラシックロールスロイスのクラブの人達が100年位前のロールスを連れて15台来たとの事でした。100年前のゴーストはロンドン市長所有の車で、以前北京駐在との事なので多分北京、パリラリーに出られたと思います。やはり古いものを保護し大切にする精神は素晴らしく写真を見て大感動致しました。本物です!!因みに義弟は小さなトヨタのビッツに乗って来ので。カッコいい奴と思いました。

pepekeiji said...

S-GERUさん、

やっぱりクラシックカーからは離れられそうもありません。
パンは無くても、芸術・文化は必要だと考え直しました。

ロンドン市長所有のロールスロイス!
それも、幽霊の様に音も無く走るシルバーゴーストですか・・・

エストニアのクラシックなホテル、歴史が凄いですね〜
そんなホテルをS-GERUさんの弟様が経営してらっしゃる!凄い!
早速、ホテルのサイトを拝見しました。素晴らしいですね〜
いずれ、このブログで紹介させてください。

s-geru said...

写真を見てこれはきっとkeujiさんのお好みだと思いました。古古い5部屋しか無い小さなホテルですが、拘りと歴史が一杯詰まっている素晴らしいホテルだと思います。先日のクラシックロールスの写真はインターネット3枚目のEivere Manor
Facebookに2枚ですが映っておりますのでご覧下さい。

pepekeiji said...

S=GERUさん、

何と、1552年からの歴史あるホテルなんですね〜
460年間の歴史の重さを感じます。
バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)
ソ連邦の時代を経て、現在のエストニア、魅惑されます。
正しく、僕の好みです。
ああ〜若ければ、明日にでも旅立つのに・・・

Post a Comment