2012/07/17

7月16日6時30分、富士山の吊るし雲


7月16日、夕方6時30分頃。
いつも愛犬ぺぺとボル投げをする山の公園の原っぱで、
UFOの様な「吊るし雲」に出会った。
雨の前などに現れる富士山の笠雲は見慣れているが、
こんなに大きな吊るし雲を見たのは始めてだ。
夕日を浴びて燃え上がる炎のような吊るし雲は、
時間と共に色と形を変えて行く・・・。

森に住むシカ達が不安そうに見上げ、
僕たちも荘厳な神の造形に威圧されながら、
大自然の持つダイナミズムに
自身の小ささを知る。

吊るし雲は別名レンズ雲とも呼ばれ、
学術名”Lenticularis"で「小さなヒラ豆」を意味するラテン語。
”Lentil"ヒラ豆は”Lens"レンズの語源でもある。
富士山を回り込む風が渦を巻いて上昇する時に発生する。

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