2012/06/08

ぺぺと930カブリオレの別れ?


昔の絵だから今見ると幼い箇所が恥ずかしいが、
こんな感じの絵がイイのかなあ〜
ポルシェ356Cを白い930カブリオレに変えて、
ホースの水でクルマを洗っているシチュエーション。
ペペが邪魔をして僕を困らせている・・・。

子犬のペペが京都から富士山に来た頃から、
930カブリオレと過ごした日々。
そして、ぺぺが大好きだった930との別れ・・・
そんな物語りにしたいと思っている。

タイトル「ぺぺと930カブリオレの冒険」が、
早くも「ぺぺと930カブリオレの別れ」に
変わりつつある・・・
でも、犬を擬人化するのは大嫌いだから、
悲しい物語りにはしたくない。



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10 comments:

S.K said...

keiji様
優し感じの絵で絵本にもとても良いと思います。
「別れ」という言葉には何か不吉な感じが伴うと思うので、「~の日々」なんていうのはいかがでしょうか?
厚かましくて、すいません。

pepekeiji said...

やっぱり「別れ」は不吉なイメージを伴いますか・・・
貴方はこの絵本の名付け親。いろいろ意見を聞かせて下さい。

でも、ただ楽しいだけの絵ではツマラナイと思うので、
猟犬、男、スポーツカーが持つ哀感や孤独感を漂わせたいなあ〜
などと夢想しています。

S.K said...

keiji様
仰る通りだと思います。映画「男と女」の様な感じとか。
語彙が貧困で言葉では上手く表現出来ませんが。

pepekeiji said...

そう、ルルーシュの映画の様な「散文詩の世界」。。
貴方と同じ様な世界を僕もイメージしています。

現代的でも無いし、エキサイティングでも無いから、
普通の人達には理解され無いでしょうが、
そんな雰囲気を描きたいと思っています。

S.K said...

keiji様
「散文詩の世界」と言うのですね。
本当にいつも勉強になります。
先日のロールスが描かれている絵画は何枚かお手元に保管されていらっしゃるのでしょうか?

pepekeiji said...

散文詩の世界、と言うのは僕のイメージ表現。
ストーリーの面白さ、内容による主張や哲学よりも、
ワンカット、ワンカットを視覚的な詩情や叙情を重視して表現する
ルルーシュの絵画的美意識が「散文詩」に思えるからです。
その対極にあるのは映像の迫力を重視する黒沢明かも・・・

先日のロールスの絵は、20年程前にPR誌の表紙に使用したので、
原画はスポンサーに渡り印刷物しかありません。
プリントで良ければ差し上げます。
リトグラフの様に広めのマットを切って額装すればイイかも・・・

S.K said...

keiji様
ご見識の高さには素直に敬服します。
仰る通り「男と女」はワンカットに絵画的な美を感じます。
小津監督もワンカットが絵画的だと思いましたが。どうなんでしょ~。
黒沢監督の作品の中では比較的初期の「天国と地獄」や「悪い奴ほどよく眠る」が好きでした。確かに迫力があったように
記憶しております。
私の様な凡人の感想など如何でもいいことでした。失礼いたしました。
閑話休題、 ロールスの絵のプリント是非是非お願いします。とてもうれしいです。ありがとうございます。
厚かまし序に良い額縁屋さんも教えてください。我が埴生の宿に素敵な絵が飾れる事を愉しみにしております。

pepekeiji said...

小津監督にが描いた世界は極めて日本的な世界。
原節子や小暮実千代などの有名な映画は観ていますが、
それが絵画的だったとは思えませんが・・・。
日本の日常の中の機微としか感じませんでした。

黒沢監督の絵コンテは凄いと思いますが映画は嫌いでした。
あのリアリズムやダイナミズムは、
奇を衒って受けようとする岡本太郎の絵画の様に感じます。

ロールスの絵は了解しました。

S.K said...

keiji様
ありがとうございます。

小津監督の作品は「サザエさん」みたいなものですかね~
当時の中流家庭の日常を描いていますから。ただ何となく
紙芝居的といいますか、動画というより静止画を見ているような印象がありました。素人の私が言うと映画ファンに怒られそうですね。

黒沢明と岡本太郎の共通点が凡人の私には良く分かりませんが、芸術家の方の視点と凡庸な人間の視点の違いなのでしょか。もっとも岡本太郎の作品も良く知らないのです。
ピカソの様な絵だな程度の知識しか持ち合わせていませんので。これからもご教授よろしくします。

pepekeiji said...

ローポジションのカメラワークや昭和的な美の追求、
独自の世界を創造した立派な映画監督だと思います。

でも、ハリウッドやフランス映画にインボルブされた僕には
日本的な中流家庭の情感が醸す詩情は、
ドメスティックな東和国内航空機で飛んでいる様な気分で、
心を震わせる様な何かを感じられませんでした。

黒澤明と岡本太郎の共通性については長くなるので、
お会いした時のお茶飲み話にでもしましょう。アハハ

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