2012/01/22

音も無く、色も無く、夜も黒く無く。



極寒の山麓では普段よりも雪の日は暖かい。
でも外に出るのは嫌だから、
ただ窓から雪を眺めて怠惰に一日を過ごす。



昨日から管理人さんが大きな除雪車で、
何度も除雪してくれたから、
道は狭くなっているが出掛けられる。

小屋の前の雪道を通る車なんて他に無いから、
僕を気遣って除雪してくれているのだ。
出掛けたタイヤ跡を残さないと申し訳ないのだが、
クルマの周囲を雪掻きする気力が出ない。

ここに住み始めた頃は雪が降ると嬉しくて、
北欧のラリードライバの様に走りたいと
雪道走行の練習などをして楽しんだ。
でも、もう飽きてしまって、
今では煩わしさ以外に何も感じない。





...

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