


40年も昔、日比谷の日活国際会館裏にあった舶来雑貨店で、
1960年代のアメリカ雑誌”Esquire”によく広告が出ていた
ヤードレーのアフターシェーブを買っていた。
赤と黒と金色でYの字をデザインしたラベルが恰好良かった。
皮膚が引張られる様な強烈な刺激も好きだった。
その後、ロンドンのジャーミンストリートで見付けた
ビンに蝶ネクタイを巻いたお洒落なペンハリガンを使っていた。
少し香りが強過ぎたがヤードレーの様な刺激が気に入った。
30数年前、さる男性化粧品の広告を担当していた頃、
いつもグレーのソフト帽とバーバリーのコートを粋に着こなし
業界随一のダンディで知られたK重役に会議の席で尋ねた。
「アフターシェーブローションは何をお使いですか?」
「ひげ剃り後は水をパッパと付けるだけだ・・・」と
K重役は事も無げに答えた。
それ以来、
僕も冷たい水をパッパと付けて済ませている。
...
3 comments:
ペンハリガンですか。
私は長年ペンハリゴンと呼んでましたが・・
どちらでも良いと思います。
僕も使っていた当時はペンハリゴンと呼んでましたが、
所詮、日本に進出するほど大衆化した化粧品。
日本法人ではペンハリガンと呼んでるそうです。
ジャガーをジャギュアー、ボルボをヴォルボとか、
ゲーテをギョーテとか、カタカナ表記は気にしません。
ジュピタービーチさん。
ご連絡、有り難うございました。
そしてお気遣い下さった件、嬉しく感じました。
来春、暖かくなれば関西に帰りたく思っています。
その時、S-geruさんもお誘いして
大阪でお茶でもご一緒したいですね。
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