2011/12/03

日曜日の朝はクラシック音楽を・・・。
















昨夜の雨が氷になってクルマのカバーを被っている。
もう冨士山麓は氷点下の夜が多くなったが、
日曜日の朝はテラスでブランケットを身体に巻き付け
クラシック音楽を聴き葉巻を燻らせる。

映画館で観た最後の映画は「戦場のピアニスト」だった。
もう閉館されたが河口湖にあった小さな映画館。
観客は僕と老夫婦だけだった。



この映画は詰まらないプロパガンダ映画でしか無かった。
その理由は、許せなかった最後のシーン。
誇り高いドイツの将校が命乞いするなんて有り得ない。

激戦地でもドイツの将校は絶対にヘルメットなど被らない。
袖も通さずマントを羽織って塹壕に雄々しく立つ。
それは、かっての日本帝国軍人も同じだった。
リーダーたる者が銃撃や砲弾を恐れてヘルメットを被り、
兵士達に命令など下せ無いではないか。
死よりも名誉を重んじる騎士道や武士道の精神である。

ただ、映画の中でドイツの将校がショパンを聴くシーン。
”Ballade no.1 in G minor op.23”
僕は涙が溢れた・・・


...

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