2011/08/23

Radical Benefit for Humanity



















エックスプライズ財団の活動とは(リンク)
”Ansari X Prize””Google Lunar X Prize”(リンク)

2004年、民間宇宙船開発に対する賞金制度「ANSARI X PRIZE」を
受賞したのは、世界初の民間企業による有人宇宙飛行を実現した
有人宇宙船 ”SpaceShipOne”であった。

スケールド・コンポジッツ社により開発された
この有人宇宙船 ”SpaceShipOne”(スペースシップワン)は、
2004年6月21日に高度約100 kmの宇宙空間に向けた
弾道飛行を成功させ、ANSARI X PRIZEの受賞条件であった
宇宙空間10万メートル(高度100 km以上)に到達する。
乗員3名(操縦者1名と乗員2名分のバラスト)相当を打ち上げる。
2週間以内に同一機体を再使用し宇宙空間に再度到達する。
を見事に達成したのである。

世界初の人工衛星、初の有人宇宙飛行、初の有人月着陸、
スペースシャトルや国際宇宙ステーションなど、
すべては国家の強力な主導のもとで行われ国家予算で賄われている。
しかし、航空宇宙史を振り返ると、
オットー・リリエンタールによるハンググライダーの研究、
ライト兄弟による初の動力飛行や、
リンドバーグの大西洋無着陸横断などの大記録は、
企業または個人の資金のみで達成されたものであった。

そして、これら若者の挑戦が時代を前進させたのである。

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