2011/08/26

フィリップ・マーロウの気分が味わえる


雨が散らした落葉を洗い流そうと
強い日差しの中で焼けたカレラ4Sに水を掛けたら
ピンッと金属音がしてフロントガラスに
30cm ほど波形に大きくヒビが入ってしまった。
目玉焼きが出来るほど熱く焼けたガラスに
富士山の水は冷た過ぎた・・・

強いてポルシェ911の欠点を上げるとすれば
フロントウインドウに飛んで来る飛石の多さである。
ノーズの形状と速さが原因と言われているが、
ピストルを撃ち込まれたらこんな感じなのだろうか?
パチッと音のする瞬間、反射的に身を伏せて
チャンドラーのハードボイルド小説の探偵マーロウに
なった気分を楽しんでいる。

速い人のポルシェに多く残る飛石の傷跡は
「ポルシェ使い」の勲章だと誇れるが、
自分で洗車してヒビが入ったなんてショボ過ぎる。

ガラスの交換をミツワにお願いしたら
走行7千キロの新しいカイエンを代車に出して呉れた。
ドでかいカイエンなんて嫌いだったが、
キックダウンするとヒュ〜ンと強烈にダッシュする
ソレは正しくポルシェの加速だ。
アウトドアでの使用を意識しているのか、
飛び出しナイフの様にボタンを押すと飛び出す
カイエンを型取ったキーが気に入った。

...

No comments:

Post a Comment