2011/01/17

灰を見れば見当が付く



拘った蕎麦の食べ方や
ラーメンにまで正統的味わい方などと
通ぶって講釈する人が多いが
日本人の食べ物への執着は異常過ぎる
終戦時の飢えの影響が未だ残るのか
制作費が安上りだからとTVに多い
料理番組の影響からだろうか
「男子厨房に入らず」と育った故か
僕は食べ物の話が嫌いだ

同じ様に嗜好品ごとき葉巻だから
好きな様に喫煙すれば良いとは思うが
映画やTVに登場する葉巻の扱いは
理不尽に描かれる事が多いので興醒めする
紙巻タバコの様に葉巻に火を付けたり
キュキュと灰皿に押付けて火を消すなど
無知で粗野なシーンを観せられると
演出家の見識まで疑ってしまう

独特のコツを要する火の付け方や
紙巻の様に燃え続けず自然に消える葉巻
その嗜み方について書かれたモノは
ネットでも多いから省略するが

興味深いのは葉巻の灰に現れる特長
一般的にドミニカ産の灰は白っぽく
キューバ産は灰色の斑状になる
また良質な葉巻ほど目が詰まって硬くなり
3cm程度では揺すっても落ちない
この特長をプロットにした推理小説を
ずっと書きたいと思っていた

...

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