朝日に香るコイーバ

栗の木も枯葉を落としてしまったから
朝の光がテラスに飛跳ねて暖かい
ぺぺと一緒の日向ボッコ
コイーバ・シグロ２を煙にしていると
ネットで知る嘆かわしい政治状況が
どうでも良い事に思えてくる

かってキューバを代表した砂糖生産は
国民総生産の25% 総輸出額の80%を占め
その3/4がアメリカに輸出されていた
しかし理想の国家建設を目指して
アメリカとの国交断絶をキューバは決意した
何て誇り高い国家なんだろう

長くキューバは経済の低迷に苦しんだが
現在の輸出第一品目はニッケルが49%を占め
世界最大の規模となっている
また砂糖に加え医薬品系(B型肝炎ワクチン等)
の輸出も10%強を占めている
しかし人一人当たりの月収は僅か15ドル
決して豊かな国とは言い難いが
それでも人々は明るく幸せに生きている

コイーバの煙は教えてくれる
いずれ現在の価値観を捨てた世代が台頭し
明治維新後つづいた混迷も完結すると・・・

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