2010/11/25

メルセデスと熊手



モミジとクリの枯葉が道路を覆うので
熊手で掃くのが毎朝の楽しみになっているが
買って来た立派な熊手が僅か210円!
あまりの安価さに疑問を感じてしまった
これが資本主義経済の末路なんだ
竹を曲げ手間を掛けてコレを造った人達は
どんな思いなんだろう・・・

ダイムラー車を世界的な名車に育て上げた
富豪エミール・イエリネク氏が愛娘の名を付け
かっては高品質の代名詞だったメルセデス・ベンツ
上の3枚の写真はメルセデス嬢である
「最善か無か」をスローガンに
自分達こそが車造りのプロフェッショナル
だから自分達が造った車が最良の車である
消費者はそれを有効に活用すべきだと
誇り高い企業哲学を持っていた

「お客様は神様」などと経済至上主義者が
消費者のニーズに媚びた車造りをすることが
メーカーの使命だと錯覚して発展して来た日本車
今では世界中のメーカーが同じになっている
そして消費者は浪費を強いられる

こんなにもモノが溢れれる時代なのに
もうモノによって心が満たされるコトは無い

" What is the progress? "


...

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