2010/09/13

原始的なクラッチシステム




普段の脚にしている半世紀も昔のジャガー
コクンと音がして踏んだクラッチペダルが戻らない
床下を覗いたらペダルを引張るスプリングが
無様に折れてぶら下がっている
何という原始的な機械式クラッチシステム!
代わりにゴムで引張れば機能する様な
笑ってしまうシステムだ

クラシックカーを日常の脚に使うなんて
知性を持った人間の振舞いでは無い
博物館にでも飾って車発展史の教材にするか
イベントで珍しがる程度のモノでしか無い
技術的にも美学的にも未成熟で
懐古的人間の悪趣味以外の何物でも無い
しかしソレは獣の様な野生を甦らせて呉れるから
未だに僕は抜出せないでいる

遠い幕張からグランドオートの社長さんが
今日はトランスポーターで引取りに来てくれた
発電量を上げるためプーリーの径を小さくし
オルターネーターもオーバーホールす予定だったが
ついでにクラッチもやって貰おう
レーシングサービスが主な工場だから
床にオイルが一滴落ちても拭き取る神経を持ち
広い工場も整理整頓されて好ましい
むかしアストンマーチンの工場で知合ったが
海外のクラシックレース経験も豊富なので
久しぶりに話が弾んだ
...

4 comments:

がらくたおやじ said...

我が家の近くに、ロールスロイス専門の修理工場、ジャガー専門の工場。

職人のコダワリと心意気を感じる工場があります。

皆さん、プライドをもって、また、仕事を楽しんでいるようで、うらやましく思います。

効率至上主義の中に、身を置く、がらくた親父です。

Anonymous said...

Showです。こんばんわ。
今年はあまりの暑さで、延べ10日程別荘地にステイしましたが、あまりお目にかかれなく残念でした。こちらはいまだに蒸し暑い日が続いています。

私は、半世紀も昔の車を日常の足として愛用されているKeijiさんは、とても素晴らしいと思っております。何よりも相当な愛情とメンテナンス能力が無ければとても維持などできません。全てメカニック任せの「なんちゃってマニア」や自分ではネジ1本満足に締められないくせに知識とウンチクだけは評論家並みの「なんなんだマニア」ならいくらでもいますが・・・。

Keiji said...

がらくた親父さん、コメント有り難うございます。

車の進化により、修理が不要となり部品交換するだけとなった整備士達、
コダワリと心意気を持った職人さんは少なくなりました。

効率至上主義もココまで来ると、「非効率こそが高効率」と思えて来ます。

効率至上主義の外に、身を置く、ケイジです。

Keiji said...

...
Showさん、お早うございます。

運転免許証を取る時、試験所の車が米軍払下のポンコツ・フォード。
全員合格し大型自動2輪も付いて来た世代ですから・・・アハハ

アレは当時の超高性能車、クラシックカーと言う概念では無く
20代の頃の自分にタイムスリップ出来るので愛用しているのです。

だから、若いのに懐古趣味でクラシックカーを愛好する人は嫌いです。
もし本当に車好きなら、最新の超高性能車に乗って欲しいものです。

2010年9月15日8:33

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