2010/08/26

愛の葉巻


世界中の誰もが若き日に涙した
シェイクスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」
この悲劇に因んで名付けられた葉巻
ロメオ・イ・フリエタ(Romeo y Julieta)は
ハバナシガーの中でも特に知られ人気が高い
そして日本では英語読みでは無く
気取ったスペイン語読みで
ロメオ・イ・フリエタ と呼ばれている

清らかな恋に男の葉巻など不似合いだが
若き日を偲びながら燻らすとすれば
それはそれで相応しいと言えなくも無い
しかし いい歳の男が選りにも選って
ロメオとジュリアと名付けられた葉巻に
火を付けている姿なんて
気恥ずかしく感じるのもまた否めない

「強い味わいと複雑な香りは
まるでロミオとジュリエットが
出会った瞬間のようだ・・・」と
この葉巻についての印象が書かれているが

ロメオ・イ・フリエタを燻らせば
あの頃の息苦しくなる様な熱い想いが
僕にも甦るのだろうか・・・


...

No comments:

Post a Comment