2015/05/09

エドワーディアンの銀製タンパーは、J.C. レインデッカーを連想させる。

J.C. Leyendeckerが描く絵の男達が使っていそうな
エドワーディアンの喫煙具が欲しい。
(Inter Woven Socksの広告用イラストレーション)

(ARROW Shirtsの広告用イラストレーション。)

エドワーディアン期(19011914)の銀製の喫煙ツール。
タンパー・ピック・ナイフの3-in-1。
携帯を考慮して、円盤は薄く折畳める入念な造り。
ヴィクトリアン期の感覚が残る装飾が魅力的だ。

オークションに出品されていた
エドワーディアンの喫煙具。
後のアールデコへと続く過渡期的デザインが、
シンプルで美しい。
懐中時計用アルバート チェーンの飾り( Fob )に使われた。

*日本ではコンパニオンと呼ぶが、
暖炉用具セット(火かき棒・シャベルなど)の
コンパニオン・セットからの呼び名?


パイプの燃焼室内の煙草葉を押して
燃焼をコントロールする為のタンパーとピック、
そして灰を掻き出すスプーンのセット。
材質や造形も多種多様で凝ったデザインの
タンパーが数多く販売されている。

パイプ喫煙には不可欠だが、
クギやネジの頭、ボールペンや乾電池の底など
1cm程の平らな頭を持つ長い棒状のモノなら、
辺りにあるモノで充分に機能する。
しかし、そんな微細な小道具にも拘るのが
パイプ喫煙の秘かな楽しみなのだ。

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