2013/06/08

でも、サクランボの季節はとても短い・・・



私の庭に群生している野生の冨士桜が、
サクランボを一杯実らせている。
果物屋で売っているサクランボの半分程の大きさだ。
でも、私は嬉しくなって大声で唄う。
大好きなシャンソン「さくらんぼの実る頃」を・・・


1866年、パリ・コミューンの労働者クレマンが作詞し、
歌手ルナールが曲を付けて発表された。
サクランボの実る頃の儚い失恋の悲しさを歌っているが、
1875年、パリ・コミューン崩壊後、
コミューンへの弾圧や参加者が多数虐殺された
「血の一週間」を悼む思いを込めて
第三共和制に批判的なパリ市民に愛され歌われた。

日本でも、学生運動が盛んだった
60年安保闘争の頃、(日米安全保障条約)
挫折した学生達に愛され唄われた。

 いつも私はさくらんぼの実る頃を愛する
 あの時から、私は心を切り裂いた傷を秘めている・・・







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