2012/07/31

白いバラを舞台に投げたくなる・・・






マリア・カラス、究極のエレガンス。
ドレスの白と濃紺のコントラストが夢の様に美しい。
ディーバを称えて舞台に投げられる赤と白のバラ・・・
もう、我々が忘れてしまった「美とは何か」を、
語りかけて来るようだ・・・


マリア・カラスがアンコールに応えて歌う
プッチーニの喜劇オペラ「ジャンニ・スキッキ」の中で、
スキッキの娘ラウレッタが歌う有名なアリア「私のお父さん」
"O mio babbino caro" オーミオ バッピーノ カーロ。
50才の美しいカラス、この4年後に帰らぬ人となった


フランスのバラ作出者メイアン( M.L.Meilland)により
作出され「マリア・カラス(HT)」と名付け捧げられた
濃桃色のバラが華麗に咲く


1973年、ロンドン・ロイヤル・フェスティバル・ホールでの
「マリア・カラスとジュゼッペ・ステファーノの夕べ」
BBC2 TVで録画された約56分のハイライトをご堪能ください。
テノールは、マリア・カラスと公私にわたり関係の深かった
ジュゼッペ・ディ・ステファーノ。
ピアノは、アイヴォー・ニュートンである。


”An Evening with MARIA CALLAS and GIUSEPPE DI STEFANO”
At the piano Ivor Newton. Royal Festival Hall, London. 1973.
Highlights of the concert were recorded for television by BBC2.


この1973年の世界4カ国を巡るワールドツアーで、
1973年と1974年には来日し、福岡・大阪・東京・北海道の
厚生年金会館で締めくくられたが、
それが彼女の生涯における最後の公式舞台となった。

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