2012/06/01

ステアリング・ギアボックスにクラックあり。





タスマニアのラリーでクラッシュした時の写真。
その時の様子は以前のブログに詳しく書いている(リンク)
オーストラリアのTVや新聞雑誌では派手に報道された。
その時の古傷が、今になって傷む・・・。



ステアリング・ギアボックスにクラックが入っていると、
グランドオートさんから連絡が入った。
オイルが滲むのでガスケット交換を依頼していたが、
強い衝撃でも無ければ壊れる様な箇所では無い。
そうだ、タスマニアラリーで崖から転落死しそうになった時だ。
その時の衝撃で入った小さなクラックが
その後20年間の酷使で開いて来たのだろう。

海外のサイトで新品のギアボックスケースを探したが、
中古パーツの売物すら見付けられなかった。
硬い140番のオイルだから漏れても周囲に滲む程度だが、
アーム類がオイルで汚れるのは我慢ならない。
ワンオフで製作するしか無いのかと諦めかけていたら、
機械加工で完璧に直るからリビルトキットの
ボールベアリングとレースをオーダーして欲しいと
グランドオートさんから連絡が入った。



6 comments:

s-geru said...

海外でのラリー出場!!TV,新聞等のニュースに出る程の
大事故!keijiさんは本当にスケールが大きくやる事が
カッコカッコいいですねー。僕はビートルで大事故3回
(正面衝突1回、側面衝突2回)経験しましたが、
ビートルは青春の想いでが沢山詰まっている宝であり、
フイ-リングが僕にピッタリと合うので、
廃車は全く考えずに完璧修理しました。
当時は周りから馬鹿と言われましたが、蘇らせ良かったと、
つくずく思っております。

pepekeiji said...

いや、これはカッコ悪い姿です。
傍観するだけ、講釈するだけの男、が嫌いだからヤッていただけ。
日本人が海外で晒す恥の一種でしょう。

正面衝突と側面衝突3回、よくぞご無事で!ですね。
そのクルマを甦らせた、とは確かに変人ですね〜
とても僕には真似られないコダワリです。

s-geru said...

いやーカッコいいと思います!身体へのダメージも大きく、むち打ち等で頚椎が曲がっておりますよ。一般的に高級車なら
蘇らせるでしょうがビートルの様な大衆車をここまでする
変人です。全く値打ちの無い鉄屑の、シェラの
エンジンオーバーホールなどもそうですが、
相性の合う車は距離、年月が経つほど可愛く、
愛情が増し手放せなくなります。

pepekeiji said...

アハハ、自覚されているのなら変人じゃないでしょう。

でも、飽きっぽい僕の理解の範囲を遥かに超えていますねえ〜。
もう新たに購入する財力が無く我慢していますが、
まだ欲しく乗りたいと思う最新の高性能車が一杯あって、
常に欲求不満で悶々の日々です。ハハハ

M.N. said...

ボディの損傷が少ないのが不思議なほどの大きな事故ですね。
我が人生にクイなし、とは言えなくなりそうな(笑)
(不謹慎ですみません)

グランドオートさん、本当に頼りになりますね。

pepekeiji said...

「我が人生にクイなし」ワハハ、巧い!笑ってしまいました。
衝撃吸収構造では無いので、ボディの損傷が小さいのですが、
今も梯子フレームの割れを溶接した痕が勲章です。
右サスの破壊が左のステアリングにも衝撃を与えたのでしょう。

オーストラリアで1年がかりで修理した時、
操縦性の悪いリアの旧式なレバーアーム式ショックを改造して
テレスコピックに変更し、エンジンもOHしました。

その後、日本でも0-400競技で壊してオーバーホールしたのに、
このクラックは誰も気付きませんでした。
グランドオートの佐久間氏は、優秀なレーシングメカです。

Post a Comment