2012/05/30

ブルドーザーのためのイラストレーション。



40年程前、さる建設機械メーカーの
輸出用カタログに使ったイラストレーション。
パワフルなブルドーザーのイメージ訴求を意図したが、
中近東やアフリカ市場では受入れられ無かっただろう。
今思うと世界を知らなかった無知が恥ずかしくなる。
野球と同じ様にアメフトは限られた国だけの
マイナーなスポーツだから・・・。

この頃の輸出用の建設機械カタログには、
ブルドーザーやドーザーショベルを操縦する僕が
サングラスで顔を隠してモデルを努めることもあった。
ドーザーショベルで大量の土砂をすくうのは難しく、
スタッフとスコップで土砂をバケットに入れ
苦労して撮影していた。

映画「イージーライダー」が上映されていた頃だ。
大阪では日本万国博覧会が開かれ日本は有頂天になっていた。
憂国の士、三島由紀夫と楯の会の森田必勝ら4名が決起し、
覚醒を促す悲痛な檄文と共に壮絶な最後を遂げた。
そのニュース速報をタクシーのラジオで聞き僕は感極まった。
あの時こそ、日本が覚醒する最後の機会だったのだ。
未だ経済至上主義の道を奈落に向って走っている。


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2 comments:

s-geru said...

ラインの選手ですね-!!ヘアースタイルまで息子に似ております。口元が違う位で驚きました。

pepekeiji said...

こんな雰囲気のご子息さん、頼もしいですね〜
ユニフォームの65は、ブルドーザーの機種名D65からです。

口元を変え、ユニフォームやヘルメットを
Xリーグのチャレンジャーズに変えて、プレですね・・・

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