グランドオートさんから今日もメールと写真が届いた。
「貴重なオリジナルボルトはダイスをかけた後、
「貴重なオリジナルボルトはダイスをかけた後、
コパスリップを塗りつけ再使用いたします。」と。
やっぱり、グランドオートさんは本物だ。
写真のボルトはウオーターポンプを取付るボルトである。
やっぱり、グランドオートさんは本物だ。
写真のボルトはウオーターポンプを取付るボルトである。
現代の様な高強度・軽量の超合金ボルトが登場する以前、
1940〜1950年代の英国の鉄鋼製品やボルトは、
まだ産業革命以来の錬鉄技術により最高品質だった。
まだ産業革命以来の錬鉄技術により最高品質だった。
このXK120がサンディエゴから届いた頃を想い出す・・・。
木製のフロアー板を固定する錆び付いたボルトを外そうとして、
1日に1個のボルトしか外せないほど苦労した日々を。
その頃、僕を手伝って呉れた若い社員の村上君も、
今では広告会社の社長に成長している。
デザイナーの村上君が僕の会社に入ったのは、
面接で普通の人ならジャガーかディムラーと呼ぶ所を、
「下のダブルシックスは社長さんのお車ですか?」
と通っぽく表現したのが気に入ったからだった。
村上君と僕は仕事よりもクルマいじりに熱中し、
村上君と僕は仕事よりもクルマいじりに熱中し、
毎日ガレージでジャガーXK120と戦った。
成長した村上君を、今では敬意を込めて村上さんと呼ぶが、
彼は僕以上にクルマが大好きで、
次々と新しい高性能車に乗換えて僕を喜ばせて呉れる。
でも、クラシックカーに興味を示さないのは、
この頃のXK120が悪体験になったからだろう・・・。
成長した村上君を、今では敬意を込めて村上さんと呼ぶが、
彼は僕以上にクルマが大好きで、
次々と新しい高性能車に乗換えて僕を喜ばせて呉れる。
でも、クラシックカーに興味を示さないのは、
この頃のXK120が悪体験になったからだろう・・・。
下の写真は、その頃使っていたタップやダイス。
グランドオートさんから送られて来るメールと写真。
それを眺めながらオリジナルに戻したい箇所を思い出したり、
交換したい部品をパーツカタログで探すのが、
今の僕には最良の楽しみとなっている。
「サーモスタットハウジングに変形があり
青ペンの箇所にあたりがありません修正試みます。」
と説明されている。
冷却水が滲むので新品のハウジングを購入し、
ラジエーターサーモスタット取付口も完璧にしたが、
古いハウジングも修正してスペアで使えるよう
修理して置くと言う意味なのだろう。
「カムタイミング
暫定セット IN:108° EX:108°
ロードテストが楽しみです。」
なんて書かれている。
なんて書かれている。
126°が標準なのに108°?
サーキット走行用じゃ無いんだけど・・・
確かにロードテストが楽しみだ。
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13 comments:
僕もkeijiさんの会社に入りたかったです!多分不合格でしょうが!グランドオートさん本当に信頼出来羨ましいです。
流石に高級なクラシックカーを扱うショップですねー。
ビートルはヤナセで36年メンテしておりましたが、
チューニング、カスタムの為に、違法改造の為断られ
個人営業の一人で行っているショップで、丁度2年前に
チューニング等行いましたが、何しろデタラメな整備
インチキ部品交換等で騙されて、大変嫌な思いを致しました。
再度、昨年他店で再オーバーホールをして今は満足しておりますが、信頼出来るショップで羨ましいです。
S-GERUさん、
クルマ好きなら合格でした。社員にはモーガン、ポルシェ924
ロメオ・デュエット、ベレG、など居たなあ〜。
クライアントも選んだので100%外車関連の企業で楽しかった。
クラシックカーの修理は、ビジネスにはなりません。
道楽が高じてショップになった様な所が信頼出来ます。
僕はオーナーが愛車を長年乗っているかどうかで判断します。
その愛車に客が付いたら売る様なショップはダメです。
口先で修理する様な商売人が大半ですが・・・
バルブタイミング進める方向でしょうか?
鋭い吹け上がりが想像できます(笑)
長年の専門家で、レースで限界への挑戦を経験し、車への愛情と、理論に裏打ちされた技術をもったお店で私の愛車(2輪DUCATI)も診てもらっていましたが、昔とはオーナー層が変わった、とこぼしておられました。
M.N.さん、
ドカに乗られている方からみれば、
鋭い吹け上がりと言っても次元が低過ぎて恥ずかしいです。
しかし1950年代のエンジンとして頑張っています。
DUCATiと言えば、黒と金色に塗られた1980年頃の900SSに
凄く憧れていた時代があります。
とても僕では乗りこなせ無かったでしょうが・・・
確かに、昔のクルマ好きと今では様変わりしましたね。
クルマが高性能になり技術が不要になったからでしょうか・・・。
昔のクルマ好きはバイクも楽しみました。
ディスクブレーキ普及以前は、ブレーキングも前7・後3の
割合じゃないと停まらず転びました。ハハハ
昨日約40日間わかれていた、ジムニーシェラの、
エンジンオーバーホールが終わりました。
待ちに待っていたので本当に嬉しい再会でした。
これからは多分、ミッション、デフも駄目になると思います。
世間では全く価値ゼロの鉄屑車ですが、
僕の可愛い気を使わない粋な相棒です。
これから410.624KMからの60万キロ目指し
再スタートです。
S-GERUさん
41万キロ!!!ギネスに申請出来そうですね。
僕の理解の範囲を超えた感覚です。
次はミッション・デフですか・・・・
この辺りは積雪地帯なのでジムニーシェラも多いのですが、
凍結防止の塩化カルシュームの影響で
ジムニーは錆びるのが早いと言われています。
使用目的が山岳地の悪路での仕事クルマでは無く、
都会での乗用車なら60万キロは持つでしょう。
仰る通り錆は部分的に発生しておりますが、僕は塗装はげ、錆も
自然のヤレで、ブラジルに多いカスタムビートル風で好きな
所です、ビートルは25年位?前にラリーイエローからガンメタに全塗装致しましたが、未だに錆一つ無くピカピカです。
確かに、サビはサビで美しいし、
クルマも年式相応にヤレた良さは理解出来ます。
洗い晒したジーンズや、使い込んだ道具の様な趣でしょうか・・・
それにしても、S-GERUさん独特の価値観や頑な拘り、
日本では、貴方の愛車同様に希少な存在だと思ってしまいます。
有難うございます。僕はkeijiさんの車達とは違い、
どこにでもある大衆車なので、オリジナルは絶対に嫌なので
必ず服でも、小物、特に車は自分なりに拘り、s-geru使用に
しているつもりです。笑われますが、
本当に我ながら粋な車達だと自画自賛しております。
尊敬、憧れているkeijiさんに見て頂き、
色々厳しいアドバイスを頂く事を楽しみにしておりますので、
関西に来られる時は必ず連絡をお待ちしております。
厳しいアドバイスを許して呉れる?アハハ
歯に衣を着せず言いたい事を言い過ぎるのが僕の欠点。
お覚悟の程を・・・
その激しさが魅力を感じ大好きな所です!!最高です!!
上記の僕のコメント使用→仕様です。すいません!
お言葉に甘えて、
今後、S-GERUさんに対しては徹底して本音で接します。
本音の付き合いが出来るとは嬉しいです。
宜しく御願い致します。
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