2010/10/05

「灰とダイヤモンド」


今日の無力感 若い頃に観た映画を想い出した
「何故 いつも色眼鏡をかけているの?」と聞く女に
男は答える「祖国に裏切られた為さ」と・・・
1958年のポーランド映画「灰とダイヤモンド」
そして劇中に使われた19世紀のポーランドの詩人
ツィプリアン・カミル・ノルビッドの弔詩は
今もメモ帳に残している

松明のごとくわれの身より火花の飛び散るとき
われ知らずや わが身を焦がしつつ自由の身となれるを
もてるものは失わるべきさだめにあるを
残るはただ灰と 嵐のごとく深淵におちゆく混迷のみなるを

永遠の勝利の暁に 灰の底深く
燦然たるダイヤモンドの残らんことを


...

4 comments:

Anonymous said...

鍋島です
その昔。今では恥ずかしい話ですが。
二十代の頃、ある資産家の業界1の三代目オーナー社長に雇っていただいた時、父が唯一お前の価値を認めてくれたかと言った人物が、小生をダイヤの原石だと言って頂いた事があります。
当時、その社長の前でサングラスを掛けて海外のお供を良くさせていただきました。大兄の今回のテーマを拝見させて頂き、今でもまだ、自分の中にある、生意気さと稚拙さに気づくと同時に自分の中にある遣る瀬無さと不完全燃焼を感じます。
いつも、心熱いブログ有難うございます。

Keiji said...

鍋島 様

コメント有り難うございます。
ダイヤの原石と評価された貴方のご様子、コメントから察せられます。
さぞかし、対海外ビジネスの場でご活躍されたのでしょうね〜
そして、いま尚、原石を磨き続けていらっしゃるお姿、敬服いたします。

社会の不条理に対する憤り、ソレをどうする事も出来ない自身の無力感。
そんな思いから、若い日に感動した古い映画を出しました。
あの頃の情熱は、まだこの身体に残され時として足掻いてしまいます。

Anonymous said...

鍋島です
大兄の洞察力、思いやりには何時も驚かされます。
やや、泥酔で失礼ながら自己陶酔なコメントを投稿し恥ずかしく思っているところ、大先輩としてのお言葉嬉しく思います。
Stephen Hunter と言う作家のPoint of impact 和訳は超極大射程だと思いますが、この作家の主人公がベトナム帰りのスナイパーの話を思い起こします。
所謂、Long Shot。 人の思惑と自分のトラウマと戦いながら1キロ先の標的を射止める為、体力の限界、何日間も同じ場所に潜め的を射る。 その燃え尽きぬ信念。その、小説の中の人物には男性たる何か共鳴いたしました。 ベトナムでの経験で破綻した人格。でも帰国後にでも残る正義感、部下を失い、アル中、そこに国から依頼受け、また裏切られる。 しかし、また突き動かされる。 理解をしようと努力する失った元部下の家内。
Long Shotが的を得ると信じ今日もがんばります。
燃え尽きてもダイヤが残らんことと願い。 

Keiji said...

鍋島 様

Stephen Hunterの"Point of impact" とても興味を感じました。
そして貴方の文章で、それを私も読み終えた感じさえいたしました。

「"Long Shot" が的を得ると信じ・・・」
とても重く、共感し、私自身も勇気づけられる言葉でした。
有り難う。

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