2010/09/01

コンテンポラリーな葉巻



写真上は葉巻ジノ プラチナム セプターシリーズ
それぞれの個性を犬のキャラクターで表している
写真下はより高級なプラチナム クラウンシリーズだが
マッチ箱を兼ねたアルミケースだけでも欲しくなる
アメリカの広告界で有名なPeter Arnell氏による
演出だそうだが発想が素晴らしい

ダビドフが世に問うジノ プラチナム シリーズ
これまでの葉巻が培って来た由緒と伝統に根ざした
重厚なイメージと近未来的な美学との見事な融合は
フェラーリなどのコクピットが似合いそうだ

このジノ プラチナム シリーズの対象者は
誇り高く現代を生きる若い活動的な野心家で
未来への洞察力と行動力により成功を手に入れ
生き方そのものにも上質を求める喫煙者たち
を想定しているのだそうだ

30年数年前 まだ僕が若造だった頃
重厚な佇まいのロンドンのダビドフショップで
「貴殿にはスマトラが合うでしょう」と
年配の係員にテスティングルームに案内され
紳士として丁重な対応を受けて以来
僕はダビドフの信奉者になった
そしてダビドフのセカンドブランド・ジノの
若々しくモダンなイメージに魅せられ
カッター/ケース/フュミドールなど全て統一し
ジノ ムートンカデNo.5をいつも燻らし
ワインまでシャトームートンを愛飲していた

ジノ プラチナム シリーズが発表された頃
ムートンカデNo.5はクラシックNo.5と名を変え
木箱内部に敷く杉板の焼印を省くなど
コストダウンの露さに熱は醒めてしまったが
こんなに美しい次世代の葉巻を見ると
やっぱり燻らせてみたくなる


...

2 comments:

Habanera said...

キューバン・ダビドフの時代ですね。
只管羨ましい…。

pepekeiji said...

...
Habaneraさん

さすが!!!キューバン・ダビドフをご存知なんですね〜
今や高額な幻のオークション物となってしまいました。
その当時、背伸びして味わったダビドフの雰囲気、その芳香、
全てに別格でした。

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